院長のひとこと:令和2年9月:将棋戦国時代と藤井聡太新棋聖・王位
長い梅雨とひどく暑い夏が新型コロナの行動自粛の中で過ぎて行く中、将棋界には新しい旋風が吹き荒れています。 特に18歳になったばかりの高校生棋士の藤井聡太君(先生?)には、皆が驚き賞賛の声が上がりました。8大タイトルの一つ棋聖位を現在の将棋界第一人者と言われている渡辺 明さんから3勝1敗で奪取したと思ったら、すぐに王位戦で木村 一基王位を4連勝で破り、あっという間に2冠になってしまいました。その輝かしい才能からいつかはタイトルを取るとは思われていましたが、17歳~18歳でふたつもタイトルを取ってしまうとは普通の人たちには予想外の出来事でした。実は他の将棋のタイトルも次々と挑戦者がタイトル保持者を破っており、タイトル保持者が次々と入れ替わっています。 大きな感染症が起こったり大きな災害が起こったりすると、その後世の中の仕組みや産業の構造、芸術の変革などが起きる傾向があるのかもしれません。将棋界も例外ではないのでしょう。 藤井聡太さんの将棋はプロでも驚くような一手が出ることが多く、アマチュアが見ても面白く楽しい将棋が特徴です。 もし将棋の神様がいたら、何を願いますか?という質問に、“そうですね、もし、将棋の神様がいたら、せっかくなので一局(将棋を)指してもらえたら、と思います。”と 答えていました。 自分の子供や孫が藤井聡太さんのようになったらと、想像する人も増えるかもしれませんね。
2020年5月に二人目の孫が生まれました。新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている最中での出産は大変だったことでしょう。 頑張った長女には、賞賛と感謝と喜びしかありません。
うちのヨークシャーテリアのくるみちゃんとつむぎちゃんはおうち時間の続く中、元気でした。 外出が減って、可愛いね、と声を掛けられることは減りましたが、いつも家で何回も言っているので大丈夫です。(笑)
令和2年2月:暖冬から新春:COVID-19 新型コロナウイルス
2020年となり、この冬は暖冬で過ぎていきそうです。冬場はインフルエンザ、感染性胃腸炎などウイルス性疾患が多い季節でもあります。昨年末にインフルエンザA型が流行った後は今季のインフルエンザは急に終息しそうな感じになっています。中国の武漢から発生した新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)で連日テレビニュースが流れています。政府の対応も日ごとに変わり、感染症対策の根本的な刷新が必要だと多くの人々が感じたのではないでしょうか? アメリカではCDCという組織があり、すべての感染症に対してWHOと同じレベルで指示や検査、治療に当たることができます。 私がスタンフォード大学の感染症部門で研究生活をしていた1997~2000当時でもスタンフォード大学の感染症部門には10人を超える教授がいました。AIDSの専門家から細菌学の専門家、マラリア原虫など細胞内寄生原虫など多岐に渡って世界のトップレベルの専門家がいました。私のボスも研究面でも最先端でありながら治療面でも連日CDCから患者さんの相談を受けていて、毎週のラボのセミナーで症例の提示と検討がされていました。日本では、感染症研究所が研究面では頑張っているようですが、こと今回のような新しい感染症が出てきた時には組織が小さいためか対応が後手に回っている感じが否めません。 関節リウマチの患者さんは免疫の機能が正常とは異なるので不安感が多いことと思います。
新型コロナウイルスの根本的な治療薬がない状態なので対症療法といろいろな薬が試されている状態です。通常のクリニックではウイルス遺伝子の診断検査もできないので保健所での対応のみ可能な状態です。早く政府の対応がうまくいってこの新しい感染症も終息に向かうことを祈っています。
冬場は空気が澄んで冷たいためか富士山が雄大で美しい姿を見せてくれます。
古くから霊峰富士と称されるのが分かるような気がしますね。
うちのヨークシャーテリアのくるみちゃんとつむぎちゃんは、人の言葉も分かるし留守番の時には寂しくて困った顔をするので少し出かけるのも気が引けますね。
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